window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'G-Y20RZ9SNSK'); 4秒だけ眠る珍獣「今知りたいでしょ!」で紹介 他にも眠らない動物は? | souaoママの独り言

4秒だけ眠る珍獣「今知りたいでしょ!」で紹介 他にも眠らない動物は?

エンタメ

2024年2月に放送されたテレビ番組『今知りたいでしょ!』で、「4秒だけ眠る珍獣」が紹介され、話題になりました。わずか4秒しか眠らないなんて、にわかに信じがたいですよね。実は、動物の睡眠時間には大きな個体差があり、「ほとんど寝ない動物」もいれば、「1日中寝ている動物」も存在します。

今回は、4秒だけ眠る珍獣について紹介するとともに、ほとんど寝ない動物たちをランキング形式でご紹介します!


出展:日本の野鳥識別図鑑

『今知りたいでしょ!』で紹介された「4秒だけ眠る珍獣」とは、アメリカウズラシギ(学名:Calidris ptilocnemis)という鳥です。

この鳥は繁殖期になると、メスを巡るオス同士の争いが激しくなり、3週間もの間ほとんど眠らずに過ごすことが観察されています。彼らは長時間の活動中に、たった4秒程度の短い休息を取りながら、最低限の睡眠を確保しているのです。

さらに興味深いのは、眠らずに活動し続けるオスの方が、メスに選ばれやすいという点。つまり、彼らにとって「寝ないこと」が子孫を残すうえで有利に働くということです。

つい思ってしまうのは、アメリカウズラシギの雄でなくて良かった‼ってことです(笑)
いや、人間はこの子孫を残すことに対する情熱が無いから少子高齢化になったのかしら?


出展:那須サファリパーク

アメリカウズラシギのように、極端に睡眠時間が短い動物は他にも存在します。ここでは、睡眠時間が特に短い動物TOP5を紹介します!

第5位:牛|1日5時間

牛は草食動物であり、肉食動物に狙われるリスクがあるため、睡眠時間は比較的短めです。さらに、牛は反芻(はんすう)をする動物なので、食事に時間をかける必要があり、長時間眠る余裕がありません。

第4位:ゾウ|1日4時間

陸上最大の動物であるゾウも、1日わずか4時間程度しか眠りません。野生のゾウは常に肉食動物や密猟者から身を守る必要があり、睡眠時間が短いことで有名です。また、ゾウは「立ったまま眠る」ことができる動物の一つでもあります。

第3位:羊|1日4時間

「眠れないときに羊を数える」という言葉がありますが、実は羊自身もあまり眠らない動物の一つです。牛やゾウと同じ草食動物であり、捕食者から身を守るために短い睡眠を繰り返すことで生存率を高めています。

第2位:馬|1日3時間

馬は1日3時間程度しか眠りません。しかも、その睡眠は連続したものではなく、15~30分ずつの細切れ睡眠を取るのが特徴です。これは、野生の馬が天敵から逃げるために、常に警戒を怠らないように進化した結果だと考えられています。

第1位:キリン|1日2時間

そして、最も睡眠時間が短い動物がキリンです。キリンは1日わずか2時間程度しか眠りません。さらに、眠るときも立ったまま短時間のうとうと状態を繰り返すことが多いです。これは、アフリカのサバンナで肉食動物から身を守るために、短い睡眠で対応できるよう進化したと考えられています。


動物の睡眠時間には大きな個体差がありますが、その違いには2つの大きな理由が関係しています。

① 生活環境の違い

  • 肉食動物(ライオン、トラなど): 1日10時間以上の睡眠を取ることが多い
  • 草食動物(ウシ、キリンなど): 常に警戒が必要なため、睡眠時間が短い

② 食事量の違い

  • ナマケモノやコアラ: 食べる量が少ない → 省エネのため長時間睡眠(20時間以上)
  • ゾウやキリン: たくさん食べる → エネルギー消費が激しいため、短時間睡眠

つまり、どれだけ危険な環境で生きているかと、どれだけ食べるかで、動物の睡眠時間が決まるみたいです!


ここまで「ほとんど寝ない動物」を紹介しましたが、実は“「まったく眠らない動物」は存在しない”と言われています。

しかし、1967年の研究では「ウシガエルは眠らない」という報告がありました。この研究では、ウシガエルは1日のほとんどを「じーっと動かずに過ごす」ものの、眠りの兆候が見られなかったことが理由とされています。

出展:ウィキペディア

ただし、これはあくまで過去の報告であり、現在では「ウシガエルも実際には何らかの形で睡眠をとっている」と考えられています。


今回紹介したように、4秒だけ眠るアメリカウズラシギや、1日2時間しか眠らないキリンなど、動物たちはそれぞれの生態に合わせた睡眠スタイルを持っています。

また、「本当に眠らない動物」は存在せず、すべての生き物は何らかの形で休息をとることが分かっています。つまり、睡眠は生きていく上で絶対に欠かせない行動なのです。

「よく寝る動物」「ほとんど寝ない動物」、どちらが生存に有利なのか? それは環境次第。

質の良い睡眠は何よりも心地いいので、たくさん寝れる人間で良かった!!と思う今日この頃です(笑)

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