見上愛【119エマージェンシーコール】雑談しない紗良のキャラクターに注目！冷静沈着な彼女の魅力とは？

ドラマ【119エマージェンシーコール】で見上愛さんが演じる新島紗良。
彼女は仕事中はもちろん、休憩中でも雑談をせず、同僚たちとの関わりを極力避けるクールなキャラクターです。しかし、その裏には強い責任感や意外な一面が隠されていました。

【119エマージェンシーコール】ではヒロインの粕原雪（清野菜名）を筆頭にいろいろ魅力的なキャラクターがありますが、わたくしともママのセンサーに最初に引っかかったのは新島紗良（見上愛）でした(笑)
なので早速、なぜ紗良は雑談をしないのか？彼女のキャラクターに迫ります。

見上愛と冷静沈着でストイックな紗良の姿

紗良は、どんな状況でも感情を表に出さず、冷静に対応する優秀な管制員です。
仕事への責任感が人一倍強く、体調が悪い時でさえ同僚に頼らず、一人で乗り切ろうとするほどのストイックさを持っています。
そのため、周囲の同僚たちとも深く関わることを避け、必要最低限の会話しか交わしません。

このクールな姿勢は、彼女のプロ意識の高さを表していると同時に、過去に何かしらの理由があって人と距離を取るようになったのではないかと推測できます。
そんな紗良の性格が少しずつ変化していくのが、このドラマの見どころの一つです。

「目の演技が素敵すぎる…」「お芝居めちゃくちゃいい」といった反響が寄せられていた見上愛の演技があってこそ際立つ紗良の存在感です。

そんな紗良にとって転機となったのが、ベテラン指令管制員・堂島（佐藤浩市）の言葉でした。
彼は紗良に「ずうずうしくても“助けてー！”って声に出せる奴らが、結果タフなんだよな」とアドバイスします。

普段、人に頼らず自分の力だけで何とかしようとする紗良にとって、この言葉は大きな意味を持ったのかもしれません。堂島の言葉を受けて、彼女が少しずつ周囲との関わり方を変えていく姿に注目です。

さすが堂島（佐藤浩市）さん！
ただ者ではない感を醸しだすベテラン･･やはり、役どころもご本人も同様にただ者ではありません！

堂島の言葉の直後、紗良はスペイン語を話す通報者の対応を任されます。通訳センターが混雑して対応できない状況の中、彼女は自ら「代わります」と申し出て、英語とスペイン語を交えながら通報者を励ましました。

しかし、通報者の居場所を特定するのに時間がかかると、紗良は機転を利かせ、「助けて」という日本語を教え、それを叫ぶよう指示。
結果的に、その声を聞いた通行人が通報者の代わりに電話をしてくれたことで、無事に救助につなげることができました。

このシーンは、冷静で感情をあまり見せない紗良が、通報者の命を救うために懸命になっている姿が印象的でした。視聴者からも「グッと来た」「思わず泣いてしまった」といった感動の声が多く寄せられています。

紗良は一見、冷たく他人に興味がないように見えますが、実際は困っている人を全力で助けようとする強い意志を持った人物です。
ただ、その優しさをストレートに表現するのが苦手なだけなのかもしれません。

ドラマの中で、彼女がどのように同僚たちとの距離を縮めていくのか、また、誰かに頼ることを覚えていくのか。そんな人間的な成長も、「119エマージェンシーコール」の見どころの一つと言えるでしょう。

見上愛さんの繊細な演技によって表現される、新島紗良のクールでストイックなキャラクター。その中に秘められた優しさや葛藤に、これからも注目していきたいですね！