映画ファンにとって、日本アカデミー賞は毎年注目のイベント。そして第48回の授賞式で、私がちょっと気になる2人の俳優さんが新人俳優賞を受賞しました。
それが 山田杏奈 さんと 赤楚衛二 さんです!
これまでの出演作でも存在感を発揮していた2人ですが、今回の受賞でさらに注目を集めること間違いなし。
そんな2人の魅力を改めて振り返ってみます。
ゆっくり見ていって下さいね!
山田杏奈 – 透明感と圧倒的な演技力
山田杏奈さんは、映画『ゴールデンカムイ』と『正体』での演技が評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
『ゴールデンカムイ』での挑戦

出典:映画【ゴールデンカムイ】より
この作品で山田さんが演じたのは、アイヌの少女 アシリパ。原作でも人気の高いキャラクターで、難しい役どころです。
しかし、彼女は アイヌ文化に真摯に向き合い、強くしなやかなアシリパを見事に演じました。
『正体』でのリアルな演技
『正体』では、長野の介護施設で働く 酒井舞 役を担当。
逃亡中の主人公と出会い、物語に深みを与える役割を果たしました。山田さんは「等身大の人物を演じるのがうまい」と言われますが、この作品でも リアリティのある演技が光りました。
私が山田杏奈さんを気になったきっかけ

出典:【リラの花咲くけものみち】より
私が山田杏奈さんに注目するようになったのは、NHKの土曜ドラマ 『リラの花咲くけものみち』 でした。
このドラマは、北海道の大自然を舞台に、獣医師を目指す元ひきこもりの少女が成長していく物語です。
特に印象的だったのは、引きこもりでコミュニケーションが苦手な主人公が、大学の寮の同室の子に誤解された自分を必死にさらけ出し、理解を得ようとするシーン。
そして、初めて仔馬の出産に立ち会った際、母体が危険なために仔馬を体内で切断しなければならないと分かった瞬間、必死に泣き叫んで止めようとする演技。
このシーンは 非常にリアルで胸を打たれました。
山田さんの魅力は 透明感と、心の機微を繊細に表現できる演技力。
まだ若いのに演技の幅が広く、これからどんな作品でどんな顔を見せてくれるのか、とても楽しみです。
赤楚衛二 – 親しみやすさと確かな実力
赤楚衛二さんも、新人俳優賞を受賞!
映画『六人の嘘つきな大学生』と『もしも徳川家康が総理大臣になったら』での演技が評価されました。
『六人の嘘つきな大学生』での演技

出典:映画【六人の嘘つきな大学生】HP
この作品では、就活生の複雑な心理をリアルに描いた役柄を演じました。
赤楚さんの役柄は、もちろん優秀だけど、六人の中では比較的無難な性格といったところ。
すごくいいやつで、中和剤のような。
ぱっと見の赤楚さんのイメージと合致していると言えるかもしれません。
就職活動というプレッシャーの中で揺れ動く心情を、 ナチュラルな演技で見せてくれました。
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』のユニークな役どころ
現代に蘇った徳川家康が総理大臣になる、というユニークな作品。赤楚さんは家康を支える 若手官僚役 を熱演しました。
歴史と現代政治を組み合わせた作品で、コメディ要素も交えながら、彼の演技の幅広さを感じられました。
私が赤楚衛二さんを気になったきっかけ

出典:【相続探偵】HP
私が赤楚衛二さんに注目するようになったのは、ドラマ 『相続探偵』 でした。この作品で赤楚さんが演じたのは、元弁護士でありながら相続問題を専門に解決する 灰江七生 というキャラクター。
この役はかなり癖が強く、ミステリアスでありながらもどこか人間味がある難しいキャラクターでした。
しかし、赤楚さんは そのニュアンスをうまく残しつつも、自然に観る側に受け入れられる演技 を見せてくれました。特に、故人の想いを尊重しながら事件を解決していく場面は、彼の繊細な表現力が光っていました。
赤楚さんは、 親しみやすさと確かな実力 を兼ね備えた俳優。『仮面ライダービルド』で一気に注目を浴び、その後も着実にキャリアを積み重ねています。
2人の今後に期待!
山田杏奈さんと赤楚衛二さんは、それぞれの作品で 圧倒的な存在感 を発揮してきました。これからの映画界を担うであろう2人が、新人俳優賞を受賞したことは、とても嬉しいニュースです。
この受賞をきっかけに、彼らがどんな新たな挑戦をしていくのか、映画ファンとして注目していきたいと思います。主演作も増えていくはずなので、これからの作品が楽しみですね!
これからも彼らの活躍を追いかけながら、映画を楽しんでいきたいと思います!
みなさんは山田杏奈さんと赤楚衛二さんのどの作品が好きですか? コメントでぜひ教えてください!
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