window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'G-Y20RZ9SNSK'); 価値観のアップデートやインバウンド、そして生老病苦【続々最後から二番目の恋】の二人はどう消化する? | souaoママの独り言

価値観のアップデートやインバウンド、そして生老病苦【続々最後から二番目の恋】の二人はどう消化する?

ドラマ

2025年4月から放送が開始された『続・続・最後から二番目の恋』。シリーズ第3期にあたるこのドラマは、長年愛されてきた登場人物たちの関係性や成長を描きつつ、現代社会における重要なテーマである「価値観のアップデート」や「インバウンド」、さらには「生老病苦」に焦点を当てています。

主人公の吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)の2人のやりとりは、つねに軽妙でおしゃれ。よくよく考えてみると、結構まじめで私たちそれぞれが直面する問題に2人も直面している。その問題にしっかり向き合いつつ、過度に騒ぎ立てることなく消化していく様子にリスペクトしていました。

ともママ
ともママ

今期はこれらのテーマにどう向き合い、さばいていくのか楽しみにしています!

ドラマでは、還暦を迎えようとする吉野千明と長倉和平が、それぞれの人生の後半に直面している現実と向き合っています。

出典:「続・続・最後から2番目の恋」

特に、吉野が参加する定年を控えた社員向けのセミナーで感じる価値観の変化は、視聴者にとっても共感を呼び起こす部分でしょう。
社会的役割や人生の意味について再考する中で、彼女は過去の自分とどのように向き合うか、今後どのような生き方を選択するべきかを問われています。

出典:「続・続・最後から2番目の恋」

一方、長倉は定年後も再任用制度で仕事を続けており、働き続けることへのこだわりやプレッシャーに苛まれています。人生の終盤に差し掛かり、これまでの仕事に対する姿勢や社会との関わり方に疑問を持ちながらも、それを変える勇気が持てない彼の姿は、視聴者に「自分もいつか同じ立場になるかもしれない」という思いを抱かせます。

価値観のアップデートとはいったい何なのでしょうか?
価値観とは自分で作り出すものじゃないのか!人に言われて直すものではないのでは?
という声もあります。

皆さんはどう思いますか?

出典:「続・続・最後から2番目の恋」

『続・続・最後から二番目の恋』では、インバウンド(外国人観光客)の増加も一つのテーマとして取り上げられています。特に、長倉が勤務する鎌倉市役所では観光推進課の一員として観光業の変化に対応する姿が描かれ、地域社会とのバランスを取る難しさが浮き彫りになります。

インバウンドによって観光地は賑わいを見せる一方で、住民の生活環境や文化的な変化に対する不安も生まれています。長倉はその調整役として奮闘し、観光客の増加が地域に与える影響をいかに管理するか、さらには観光業がどのように持続可能であるべきかを模索しています。

このテーマは、現代の日本社会で実際に直面している課題を反映しており、ドラマを通じて観光業の持つ現実的な側面を改めて考えさせられます。

出典:「続・続・最後から2番目の恋」

「生老病苦」は、仏教用語で「生まれること、老いること、病むこと、死ぬこと」を意味し、人間が避けられない4つの苦しみを表します。

主人公たちが年齢を重ねることで、身体的な老化や病気のリスク、そして最終的には死という現実に直面するでしょう。このテーマは、人々がどのように死と向き合い、どのようにその過程を生きるかということを深く掘り下げています。

ともママ
ともママ

私が好きなジャーナリストの言葉に「よく死ぬことは、よく生きることだ」といのがあります。生まれることも老いることも、病むことも死ぬことも確かに苦しみを伴うけれど、全てはよく生きることで苦しいことだけではなくなるのでは?と考えています。

吉野と長倉は、まだ活力を感じることもありますが、それでも自分の体力や健康に対する不安を抱え始めています。特に、吉野は健康診断で思わぬ結果が出て、病気のリスクを意識するようになります。これを通して、彼女は「死」をどう受け入れ、「生」をどう全うするかを考えるようになります。

長倉もまた、老後に備えるための準備をしつつ、過去の仕事にどれだけ執着するべきか、自分の存在価値をどこに見出すべきかを迷っています。彼のように、定年を迎えた人々が抱える不安や焦燥感は、視聴者にも深く共感できる部分です。

出典:「続・続・最後から2番目の恋」

『続・続・最後から二番目の恋』は、単なる恋愛ドラマにとどまらず、人生の後半に訪れる深い課題に向き合う登場人物たちの姿を描いています。価値観のアップデートやインバウンドの社会的影響、そして生老病苦という普遍的なテーマに対して、吉野と長倉はどのように自分を変え、乗り越えていくのでしょうか。

ドラマは、視聴者に「老い」や「死」という現実に対してどう向き合うかを問いかけるだけでなく、人生の後半をどう生きるかを考えさせてくれる作品です。
二人の登場人物がどのようにこれらのテーマを消化し、最終的に自分なりの答えを見つけるのか。
つい、期待してしまう自分がいます!

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