window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'G-Y20RZ9SNSK'); ドラマ【アンサンブル】親権を取り戻したい親 捨てられた子どもの気持ちは? | souaoママの独り言

ドラマ【アンサンブル】親権を取り戻したい親 捨てられた子どもの気持ちは?

アンサンブル

ドラマ【アンサンブル】第7話では、親権を巡る複雑な感情が描かれています。
瀬奈(川口春奈)の元彼の宇井(田中圭)は、兄が亡くなって以来、兄の子の咲良(稲垣来泉)を引き取って育てていますが、咲良の母親が突然引き取りたいと言ってきて、親権争いになります。

わたしも2児の母なので、何らかの事情があって手放したとしても、可能ならばいっしょに暮らしたくなる気持ちは理解できます。
しかし、思春期にはいった子供を子供の意思を二の次にして引き取る渡さないなどのやり取りをするのはいかがなものかと思います。
そこで、このような時親子の感情がどのように交錯するのかを中心にこの問題を考えてみました。

ぜひご覧ください。

親権を取り戻したい親の心情は非常に複雑。
何らかの理由で子どもと離れ離れになったものの、親として子どもとの関係を修復し、再び育てる責任を果たしたいと強く願っており、再び子どもと一緒に過ごすために努力をします。

しかし、親権を取り戻すためには、子どもの最善の利益が最優先されるため、単に親の意欲だけではなく、実際に子どもがその環境で幸せに過ごせるかどうかが重要です。

経済的に余裕があること、仕事ばかりするのではなく子供とのコミュニケーションを十分にとる環境にあることも重要な要素となります。

女性がそのような環境を作って子供を迎えにくるとなると、再婚をしていることが多いでしょう。そうなってくると、【アンサンブル】の咲良ちゃんのように、思春期に入っている子供は、母親とはいえ物心がついてからはそばにいなかった母親と、全く知らない父親のもとで生活することになってしまいます。

はたしてそれを望む子供はいるのでしょうか?

一方で、過去に捨てられた子どもは、親から育児放棄や虐待を受けたことに対する深い傷を持っています。そのため、親権を取り戻そうとする親に対して、感情は非常に複雑であり、必ずしも親との再会を歓迎するわけではありません。
特に、過去に親からの愛情を十分に受けることができなかった場合、その親に対する不信感恐怖心が強くなることがあります。

親権を取り戻そうとする親が、過去の過ちを反省している様子を見せない場合、子どもはその親に対して拒絶や無関心を抱くこともあります。
過去に傷つけられた経験が心に深く残っているため、再びその親との関係を築くことに恐れや不安を感じるのは自然なことです。

ドラマ『アンサンブル』第7話では、咲良(稲垣来泉)の実母・木原美沙希(市川由衣)が親権を求めていることが新たな問題として浮上します。
瀬奈(川口春奈)は、宇井(田中圭)からその情報を聞き、調査を進めることになります。
調査の結果、咲良を残して美沙希が再婚していた事実が判明し、宇井が親権を取れる可能性が高まります。

このように、親権を巡る争いには、親の過去の行動や現在の状況が大きな影響を与えます。美沙希が再婚し、子どもとの関係が断たれていたことが、親権を持つための障害となり、宇井が親権を取れる立場に立つことになります。
【アンサンブル】第7話で、親権を取り戻したいという親の気持ちと、子どもの幸せを守るために最善を尽くす大人たちの間での戦いに、法律がどのように解決するのかを見ることが出来るかもしれません。

親権を取り戻したい親と、捨てられた子どもとの心の葛藤は、ドラマの中でも重要なテーマです。
子どもが親に対して感じる感情は、愛情と不信感恐怖と希望の交錯です。
過去の傷が癒えることなく、親との再会を果たすことは、子どもにとっては非常に大きな心理的な負担です。
最初から親のことを嫌いな子供はいません。
虐待を受けながらも、殴られるのは自分が悪いからと考えてしまうのが子供です。
ゆえに複雑な葛藤が生じてしまいます。

出来ることなら、そんな選択をしないといけない事態に子供をまきこみたくないです

過去に愛情を受けられなかった子どもたちにとって、親からの愛情を再び受け入れる準備ができるかどうかは大きな課題となります。
親は、子どもとの信頼関係を再構築するために、時間をかけて努力する必要があります。

どうしても、選択しないといけない局面にある時は残念ながらあります。
その時、子供の意思を確かめずに親権争いをするというのは、親のエゴにしか思えません。
子供のためを思うのなら、子供の信頼を勝ち得て、一緒に暮らしたいと思ってくれた時に初めて、親権問題を持ち出すべきではないかと。

親権を取り戻すためには、法的手続きを踏むだけでなく、親子の心の再構築が必要です。
親権を巡る争いは、子どもの未来と幸福を考えた上で進められるべきであり、親子間の心理的なサポートも非常に重要です。

子供のこととなると、人は自分のことしか視野に入らなくなってしまうことがあります。
その子に対する愛情が強いとなおさらです。

自分の感情ではなくその子供の気持ちに心を傾けて親権問題を解決してあげて欲しいと切に願います。

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