今日【まどか26歳、研修医やってます!】の第2話が放送されます。
医師の働き方改革が本格的にスタートしたのは2024年4月からです。
でも、その前から研修医制度も変わってきており、今まで研修医がしていた雑用をさせてはいけなくなったそうです。
そこで、医師の働き方改革ってはたしていいことなの?という疑問が湧いてきます。
そんな疑問と、新米医師のまどかさん(芳根京子)は幸せになれるのかな?っとちらっと考えてみました。
研修医の働き方改革良い?悪い?
研修医の働き方改革は良いのか?悪いのか?
私は悪影響の方が大きいのでないかと思っています。
研修医がしていた医局の雑用は、研修医がしなくなったというだけで、無くなったわけではない。
誰かがしないといけない、かと言って教授、准教授にさせるわけにいかないから中堅医師がそれを行うことになる。これまでの仕事プラスで。
この制度の変わり目の中堅医師は悲惨です。
散々雑用をこなした研修医時代を経て、さあ指導医と医局の仕事にまい進しようとしたのに、研修医のかわりにまた雑用しないといけない。いつまでも解放されない。おまけに教授、准教授等、上のポストは少ないのでその期間も長いのです。
研修医だって、お気楽なだけではないと思います。
だって、山のような仕事にあえいでいる先輩方を尻目に仕事も半ばで帰らないといけないのだから。
そういった待遇の違いは、どうしたって指導医や他の先輩方の態度に現れるのでないかと思います。
お医者さんも人間ですから。
そして、限られた時間の中で学んでいかないといけない。
そうやって2カ月で違う科へ移動・・・
現場で学ぶ時間の少ない研修医は自己修練をするしかありません。
図書などで研鑽したり、外部の動画コンテンツを利用して知識を深めるようにしている人が多いようです。
【まどか26歳、研修医やってます!】の芳根京子は幸せになれるのか?
研修医のまどかさん(芳根京子)は幸せになりたい!
誰だってそうですよね?
第一話のまどかさんは17時で仕事が終わるから、恋人とのデートも楽しみつつ、仲間の研修医とぐちを言い合いながら研修医生活を送っていました。
いくら右も左も分からない研修医であっても、手術見学途中に帰ることに疑問を感じる。
患者さんと楽しく接している中でひっかかりを感じても正しく対処できなくて、それが元で患者さんが危険な状態になってしまう。
でも何があっても、17時が来てしまい、帰れと言われる・・・
まどかさん(芳根京子)の幸せって・・・何?
きっと回を追うごとに幸せの基準は変わっていくのだろうと予想されます。
お医者さんお幸せってなに?
お医者さんの幸せは、人に必要とされる仕事(医療行為)が出来ることにあるのでないかと思います。
医師と患者の幸せな関係性は、一方が善意のみにたよられてはいけないし、他方に忍従があったら成立しない。その逆も同様です。
そう考えると日本の医師の幸福度は決して多くはないようです。
でも、地方の医者が少ない地域で、呼ばれたら断ることなく寝る間も惜しんで往診などに励んでいる医師であっても不幸かというとそうでもないそうだ。
人は必要とされると感じることで幸せを感じることができます。
間違いなく必要とされている過疎地の医師は幸福度が高いのかもしれません。
お医者さんは、忙しい、忙しくない、高い地位にある、ないにかかわらず、人に必要とされる時に幸せを感じるということですね。
でも医者としてではなく、個人の幸福となるとどうなのでしょうか?
まとめ:研修医さんにお医者さんになって欲しい私たち
研修医の働き方改革は今のところ、良い結果が出そうにないように思われます。
お医者さんが幸せを感じながら仕事をしようと思ったら、人に必要とされる医者にならないといけませんから。
まどかさん(芳根京子)の研修医生活を見ることでその幸せが何か、幸せになれるのか見られるかもしれません。
なにはともあれ、医者不足が危険視されている今、お医者さんの卵たちが皆お医者さんに成長していただかないことには困ってしまいます。
皆さんモンスターペイシェントになっている場合ではないですよ!
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